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「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?

もう11月で寒くなってきましたね。
突然ですが、皆さんは「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?
日本老年医学会は「加齢とともに運動機能や認知機能等下し、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援で生活機能の維持向上が可能な状態像」と定義しています。一言で言うと、脆弱化、虚弱状態でFrailtyからの造語です。
一般的にこのフレイルの状態を経て要介護状態に移行すると考えられています。
下記の評価基準のうち、3つ以上該当する場合にフレイルと評価されます。
65歳以上の高齢者では、11.3~12.5%がフレイルに該当すると報告されている3)

そのため、フレイルの予防が健康寿命を伸ばすのに非常に重要です!!
予防や早期治療に大事なのが運動と十分な栄養です!!
実際、オーラルフレイルと言って、口腔や嚥下機能の低下によりフレイルは進行します。
やはり、口からしっかり食べるのが重要になってくるのです。
当院では、生涯口から食べられるように歯の治療や、失った補綴治療から、嚥下機能の評価まで対応行っています。実際、私も長年、急性期の病院や療養病院などで口や嚥下のリハビリを行ってきており、口から食べ続けることの重要性を実感しています。
ご本人やその家族など、以前より食事の際にむせる、固いものが噛めない、食べこぼしが多いなど気になる点があればお気軽に相談下さい。